みなさま おはこんにちは
今回は万引き家族を見たので感想を書き残そうと思います
今回のこの映画の監督は是枝監督です
この方の映画は『誰も知らない』『そして父になる』『3度目の殺人』『海街diary』はみたことがありました
僕の中では『誰も知らない』は俗にいうネグレクトのシングルマザーを持つ子供が主役の映画でして、なんとも胸糞悪い終わりで印象深かった記憶があります
『そして父になる』『海街diary』は最後には気持ち良く終われたのですが
今回の『万引き家族』は題名からイメージして
本当の家族ではないけど万引きで繋がりを持ち生活をしている集団の生活を写した映画だと単純に見ていましたが・・・・
ネタバレになる様なことを書くと映画が楽しめなくなるのでざっくりと説明します
嫁さんと2人で鑑賞していましたが
なんというか引き込まれる映画でした
2人で黙って映画に食いついていました
盗みでしか人に教えることができない父
それに付き添う母
訳ありで家に帰れない長女
父から盗みを教わり小学校にも通えない息子
独居老人の婆様
この奇妙な4人が家族として生活している
始めは底辺な家庭ではあるが楽しく笑顔のある生活をしている
そんな寒いある日に玄関前で座っている女の子を見かける
父であるリリーフランキーはそんな少女に声をかけ持っていたコロッケを差し出し
それでも不憫に思ったのか家に連れてご飯をご馳走する
そこで発見したのは女の子の虐待のあと
そこから共同生活が始まる
息子は妹を連れて盗みをしに行くが駄菓子屋の店主にバレてしまい
怒られるかと思ったが『妹にはさせるなよ』と一言・・・
そこで息子も盗みをしていることに疑問を持ち始める
そんな中ばば様が老衰で亡くなってしまい、自宅の床に埋め元からおばあさんはいなかったことにし年金を不正受理を始め
父の置き引きを見て 父から教わった『店舗に並べてあるものはまだ誰のものでもないから盗む』に矛盾を感じてしまう
とまーこんな感じでストーリーは進み 一人一人の詳細が明らかになっていく映画なのですが最後はチョット終わりとしては物足りなさを感じてしまった
ハッピーエンドで終わるとは思わなかったけど 2時間で収めて欲しくなかったなー
と言っていますが映画自体は本当に面白かったです
リリフランキーさんのクズ親さ加減の演技がうますぎる
樹木希林の婆様役も癖のあるばば様で旨いですし
この子役2人もすごい
良い映画でした